連夜のピアノ。シンガポール国際ピアノフェスティバル2日目。
25th Singapore International Piano Festival
DÉNES VÁRJON
8 JUN 2018 (FRI), 7:30PM VICTORIA CONCERT HALL
Ludwig van BEETHOVEN Bagatelles, Op. 126
Béla BARTÓK Selections from For Children, Sz. 42
Elegy No. 2
Improvisations on Hungarian Peasant Songs, Op. 20
Maurice RAVEL Gaspard de la nuit
Frédéric CHOPIN Nocturne in C-sharp minor, Op. 27 No. 1
Nocturne in E minor, Op. 72 No. 1
Scherzo No. 1 in B minor, Op. 20
昨夜のソンジン君が表現力なら、今夜のデーネシュさんは音楽性。バルトーク、ラヴェルのあの独特の雰囲気が身体とピアノから湧いてくる感じ。波打つような。特に夜のガルパールが良かった。
そしてその後にショパンかあと思ってたら、前の雰囲気を壊さないマイナー調の曲をソナタのように3つ並べていて、プログラム全体がまとまっていてなるほどーとなった。
初日のような熱狂はなかったけど、音楽性と技術を兼ね備えた”職人”のよう。演奏だけでなくサイン会の様子からも真面目でとてもいい人なのが伝わってきたよ。(笑)
しかしシンガポールの客席、物落とし過ぎ!!もうちょっと気を付けようよ。6,7回はあちこちで落としたよね。私の隣もスマホ落とした。あと、もう数秒待てばいいのにっていうところで咳をする。神経質すぎるのも疲れるけど、ちょっとなあ。