久しぶりの美術館。予約制になってるとふらっと行けないのが辛いけど、目黒区美術館は予約なしで可。
前田利為 春雨に真珠をみた人 | 2021年 | 過去の展覧会 | 展覧会 | 目黒区美術館
そもそもこれが気になったのはポンポンのシロクマをポスターで見かけたから。
オルセー美術館にいるシロクマと同じポンポン作の彫刻が日本にもいたのか!?となったので会いに行ってきた。
こちらがオルセーにいるシロクマ。前回行ったときに撮ったやつ。
目黒区美術館のHPによると、
フランソワ・ポンポンは、オーギュスト・ロダンの工房で助手を務めたこともあり、動物をモティーフにしたモダンな作風で人気を博しました。利為は、1929(昭和4)年に滞在中のパリでポンポンによる白熊の彫刻を見たことを日記に記し、その年の11月にはアトリエを訪れました。
とあるので、もしかしたらオルセーにいるシロクマを利為も見たのかもしれないよね?
利為のシロクマはだいーぶ小さめでした。ひょいっと持ち運べそうなサイズ。でも直接アトリエまで行って注文したというのだから、当時の利為さん、気に入ったんだね。
ルノワールのアネモネの絵もあった。自宅用にルノワール。他にも主にフランスの画家の絵が何点も展示されていた。国内の画家の作品も多数。当時の前田家、侯爵、お金持ち。しかし陸軍軍人として赴任先のボルネオで没したとあった。
ちょっと検索したのだけど、利為ドイツに留学してたのね。
展覧会としては展示数も多くないのでさくっと見て回るのにはいいかな。その分、若干の物足りなさもあった。撮影不可なので利為のシロクマ写真はない。ざんねん。