9/5までと知って急いで行ってきた。日時事前予約制。
東京都庭園美術館|ルネ・ラリック リミックスー時代のインスピレーションをもとめて|2021年6月26日(土)-9月5日(日)
庭園美術館である旧朝香宮邸とルネ・ラリックはつながりが深いので、過去になんどもラリックを取り上げているはず。
学生の頃ラリックに出会った私はすっかりはまって多く所有してる国内の美術館は結構な割合で行っていると思う。なので、見たことがあるものが多いかなーとは思ったのだけど、行って良かった。展示の仕方もよかった。邸宅の中にあるというのがいいのかもしれない。
ラリックが活躍しパリで万博が開かれた1900年~1925年頃、その会場の建築や装飾を目の当たりにしたらどんなだろうと想像する。華やかだったんだろうなあ!
バレエ・リュスがパリを沸かせ、ラリックの作品にも影響があることなどを知ると、アートがジャンルを問わずつながり刺激し合っていたんだなあと、その活気!(ワクワク)となる。
リッチな人たちへの一点ものより、多くの人が使える香水瓶のようなものの制作に喜びを感じていたというのも、大量生産へと向かう時代の雰囲気なのかもしれない。
図録が売り切れていてショック。再入荷次第送ってもらえるそうだけど、10月になるみたい。待ち遠しい。
送料お高めだけどオンラインショップからも注文できる。
最近の図録って小型化しているのかな。今回のもA5判。
たしかに図録って大きくて重くて積み重なると大変だよね。しかし大きい写真で残したいものもある。悩ましい。