アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Bourse de Commerce – Pinault Collection

www.pinaultcollection.com パリを不在にしている間にオープンしたBourse de Commerce(ブルス・ドゥ・コメルス)へ。改装は安藤忠雄。 開放感あるメインのドームの下では現代アート、とてもパリである。 とにかく空間に余裕があって気持ちがいい。最上階の…

光琳 国宝「紅白梅図屏風」×重文「風神雷神図屏風」展@MOA美術館

www.moaart.or.jp このたびMOA美術館では、尾形光琳(1658-1716)の最晩年に制作されたと考えられる国宝「紅白梅図屏風」と重文「風神雷神図屏風」(東京国立博物館蔵)を39年ぶりに一堂に展観いたします。 とのことで、たまたまタイミングが重なったので見…

パリで『Mayerling』を観てきての感想

ルドルフを中心とした感想はそれぞれの日ごとに書いたのだけど、マリーやそれ以外の役について、また全体としての感想も少しは残しておこうと思う。記憶は本当に脆いので。 今回パリまで観に行こうと思ったのは、まずはマチューのアデューが迫っていること(…

パリ・オペラ座「白鳥の湖」IMAX

tohotowa.co.jp IMAXのカメラで、通常の公演を収録するのではなくこのために撮ったというパリ・オペラ座バレエ団による「白鳥の湖」、これは映像に期待と、時差ボケをおして観に行ってきた。 キャスト:セウン・パク、ポール・マルク、パブロ・レガサ 結論か…

パリ・オペラ座『Mayerling』(11/9)

3夜目のルドルフはジェルマン。こちらもめちゃくちゃ楽しみにしていた。マリーはブルエン。2人共見事なデビュー。 しかしなんと美しくかっこいい皇太子か。ジェルマンの持つ身体的美しさが衣装と共に非常に映える。散々古典の王子役を踊ってきたジェルマンが…

パリ・オペラ座『Mayerling』(11/8)

私にとってのマイヤリング二夜目はユーゴ・レオノールペア。ドロテが怪我してしまいレオノールが急遽出演。 あの恐ろしくアクロバティックなPDDを最小限のリハーサルで、しかも生中継の日に踊るなんて、相手を相当信用できないと無理なことだも思う。レオノ…

パリ・オペラ座『Mayerling』(11/7)

マチューのルドルフを観に来たと言っても過言ではない今回のパリ。久しぶりのガルニエ。 マチューがあの暴力的ですらあるルドルフ役をどう演じるのか、とても興味があった。彼がオネーギンなどで見せる姿から、マチューらしい解釈、役作りがあるだろうと思っ…

シュツットガルト・バレエ団 2024日本公演

シュツットガルトの来日公演、初日の『オネーギン』を観に。 www.nbs.or.jp 2024年11月2日14時 オネーギン:フリーデマン・フォーゲルレンスキー:ガブリエル・フィゲレドタチヤーナ:エリサ・バデネスオリガ:マッケンジー・ブラウン フォーゲル人気で集中…