アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

2015-01-01から1年間の記事一覧

SAINT LAURENT/サンローラン

『SAINT LAURENT/サンローラン』 役者というのはすごいな。役によってあれほど変われるんだもんな。 イヴ・サンローランの映画がほぼ同時期に2本作られたというのは、フランスにおいてそれだけサンローランという人、メゾンの存在感、時代を変えたインパクト…

シュツットガルト・バレエ団『オネーギン』2015

オネーギン/シュツットガルト・バレエ団 2015/NBS公演一覧/NBS日本舞台芸術振興会 11月21日(土)2:00p.m.タチヤーナ:アリシア・アマトリアンオネーギン:フリーデマン・フォーゲル 待ってた!本家シュツットガルトの『オネーギン』。フォーゲルのオネ…

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン『ロミオとジュリエット』

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン「ロミオとジュリエット」 ロイヤルバレエ団のロミジュリと言えばマクミラン。 パリオペのヌレエフ版とはまた違ったロミジュリ、映画館で。 サラ・ラム(ジュリエット)スティーヴン・マックレー(ロミオ)ギャ…

バットシェバ舞踊団『DECADANCE』

何か月も前から楽しみにしていたバットシェバ!!! あーーーもう本当に!かっけーー! バットシェバ舞踊団「DECADANCE - デカダンス」 去年のスペイン国立ダンスカンパニーの来日公演でナハリン作品の虜になった。 あのMinus16ね、イスを半円形に並べてどん…

ディオールと私

『ディオールと私』 ハイファッションの世界について特別な興味や予備知識のない私から見ても、最後、初めてのショーを終えた新デザイナー・ラフと彼の右腕ピーターの感極まった様子に、彼らにかかっていた重圧、ディオールの伝統の重みが如実に表れていた。…

ボリショイ・バビロン

『ボリショイ・バビロン』 このドキュメンタリー公開しちゃって、ボリショイ日本公演だいじょうぶ?などと思ってしまった。余計なお世話か。どっぷりロシアだなー、と結構ひいてしまった。 私がボリショイになんとなく持っているイメージって元々あまり良く…

NTLive「フランケンシュタイン」

ナショナル・シアター・ライヴ2015「フランケンシュタイン」 去年見逃したので今度こそ。博士と怪物を交互に演じるダブルキャスト。今再上映してるのは、 博士:ベネディクト・カンバーバッチ怪物:ジョニー・リー・ミラー さすがだわ…と思ってしまう最後。…

バレエボーイズ

映画『バレエボーイズ』 NHKで放送した短いバージョン(45分か50分だったかな)を見たときから、すごく興味深かった本作。その後、去年のローザンヌの決勝にシーヴェルトが残ったのを見て、なんだかとってもうれしかったし。(笑) 興味深かったのはノルウェ…

Laurence Anyways(わたしはロランス)

『わたしはロランス』(《Laurence Anyways》グザヴィエ・ドラン監督 2012年カナダ・フランス) 私がグザヴィエ・ドランに衝撃を受けた作品。目黒シネマにて。 3時間近い長さと、前回見てからだいぶ経ってるせいか覚えてないシーンもありつつ、記憶に刻まれ…

世界バレエフェスティバル2015 ガラ公演

なんて楽しいの!みんななんて素晴らしいの! 世界バレエフェスティバル2015のガラ公演、Bプロよりも玄人好みに感じられる充実の内容と、それに続く「芸術の高みを目指す方々」(笑)によるファニーガラ。超一流の人たちっていうのは、本当に素晴らしいのな!…

世界バレエフェスティバル2015 Bプログラム

あっという間の4時間半!長さを感じさせない充実のプログラムだった。たくさんあるから特に印象深かったものを。 第1部「ディアナとアクテオン」ヴィエングセイ・ヴァルデス&オシール・グネーオ スタートを盛り上げるキューバペアのテクニック!なんかね、…

彼は秘密の女ともだち

『彼は秘密の女ともだち』(≪Une nouvelle amie≫フランソワ・オゾン監督 2014年フランス) オゾン監督の新作、今年はフランス映画祭に行かずだったのでやっと観れた。この、おもしろなところと、くぅってなるところ、その絶妙なバランス。重くならず、ちょっ…

京都バレエ団特別公演『ロミオとジュリエット』

京都バレエ団特別公演『ロミオとジュリエット』2015年8月2日14時30分@ゆうぽうと 京都バレエ団の公演を観に行ったのは初めて。どんな感じなのかなーと思ってたけど、主要キャストをパリ・オペラ座からのゲスト8人が占めるということもあり、ありがちな主役…