アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Der Fall Collini(コリーニ事件)

ベルリンで起きた著名な経営者の殺人事件、容疑者は何も喋らない。弁護を担当するのは新人弁護士。引き受けてみたら被害者はなんと自分の恩人だった…。 youtu.be 非常に見応えがありズシリとした重みが後味として残る映画だった。素晴らしい。被害者も容疑者…

パリオペラ座バレエ団『ミルピエ/ロビンズ/バランシン』(2015)inシネマ

ロイヤルなどは今シーズンのものを上映しているのに、なぜパリオペは過去シーズンのなのだろうか。 www.culture-ville.jp これは2015年9-10月の公演。ミルピエの≪Clear, Loud, Bright, Forward≫、ロビンスの≪Opus 19/ The Dreamer≫、バランシンの≪Thème et v…

Qu'est-ce qu'on a encore fait au Bon Dieu?(最高の花婿 アンコール)

続編観てきた。 www.cetera.co.jp いかにもなフランスのコメディでおもしろかった。けど前作ほどではなかったかな? アラブ系、ユダヤ系、中国系、アフリカ系の4人の娘婿、さらに難民、性的マイノリティも登場し、”新しい価値観”は今回も次々とヴェルヌイユ…

自宅でアート鑑賞その16

シビウ国際演劇祭(オンライン)が終わってしまった。 これを見てて、フェスっていいんだよねーって思った。シンガポールではここまでの規模のフェスティヴァルはないけれども、多ジャンルを網羅するSIFAや、Dance Festivalなどがある。未知の作品やカンパニ…

自宅でアート鑑賞その15

意外とまだ結構見ているオンライン。 パリオペラ座『PLAY』(6/21まで) PLAY d'Alexander Ekman Opera National de Paris アレクサンダー・エクマンによる『PLAY』映像作品としてよく出来ていておもしろい。こういうのをパリオペがやるっていうのがなんて贅…

自宅でアート鑑賞その14

オーケストラが無観客でコンサートをしたりと徐々に公演が再開される兆しも。 個人的体感だと、クラシックやバレエの観客席が街中より感染リスクが高いとは思ってない。されるべきは科学的検証を根拠とした合理的な対策であって、「なんとなくリスク高そうだ…

マシュー・ボーン in cinema『ロミオとジュリエット』

80日以上の空白ののち映画館に復帰!! 『マシュー・ボーン in cinema ロミオとジュリエット』(@恵比寿ガーデンシネマ) マシュー・ボーンがどんな新しいロミオとジュリエットを作ったのか、楽しみにしていた。曲順やテンポの変えているので、聞き慣れてい…

仏検のAPEF 存続の危機

仏検(フランス語検定)を主催しているAPEFが新型コロナの影響で窮地に。 春季の試験が新型コロナのため実施できず検定料の収入が消え、存続の危機…。秋季の試験にも通常より費用がかかるだろうし(より広い会場や備品や人の確保とか)、流行の状況によって…

自宅でアート鑑賞その13

”自宅で”シリーズもそろそろ終盤か。 「ミッコ・フランク指揮フランス放送フィル 2020年来日公演(で演奏するはずだった)プログラム特別映像」というこの切ないタイトル。 youtu.be BGM的に再生していたのだけど、コンサートホールで生で聴きたくなるね。音楽…

映画館の再開

東京など首都圏でも映画館が再開してきた。それ自体はとてもうれしいのだけど、まだ足を運んではいない。苦境の映画館を応援したい気持ちと、まだなんとなく出かける気になれない気持ちの綱引き状態。 とは言え、観たい作品がさっそく何本もある。 ロイヤル…