アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

尾上菊之助の歌舞伎舞踊入門(配信)

国立劇場にさりげなーく(さりげなさすぎるほどにさりげなく)置いてあったチラシで知ったこちら。 購入期間が短すぎて国立劇場さんは一体何を考えているのでしょうか!!延長希望!! 3月25日配信開始、3月31日まで。購入後は7日間視聴可能。 『春興鏡獅子…

CODA(コーダ あいのうた)

gaga.ne.jp アカデミー賞作品賞を獲ったから言うわけではないのだけど、さすが良くできてるわー。多くの人に響く要素が盛りだくさんだし、すでに多く話題になっているようにろう者である俳優自身がろう者を演じている点も世の中の意識がまた一歩進んでいるの…

国立劇場 歌舞伎『近江源氏先陣館-盛綱陣屋-』

千穐楽行ってきた。まさか泣くことになるとは。 【3月歌舞伎公演】『近江源氏先陣館-盛綱陣屋-』好評上演中、27日まで!(舞台写真あり)| 国立劇場歌舞伎情報サイト | 独立行政法人 日本芸術文化振興会 盛綱陣屋、子供が犠牲になる話で、普段ならあえて選…

Belfast(ベルファスト)

belfast-movie.com ケネス・ブラナー監督作品。1969年のベルファスト。少年バディの生活に突然暴力がやってくる。子供の生活が壊される理不尽、隣人同士が争い敵味方となる理不尽。 北アイルランド紛争について詳しく知っているわけではなかったけど、それは…

シュツットガルト・バレエ団の輝けるスターたち〈Bプロ〉

コロナ禍では毎度のことだけど、ダンサーのみなさんが本当に来日できるのか心配だった。実現できてよかったね。 www.nbs.or.jp 3公演3プログラムということでどれ観に行こうか悩んだ。バデネスとフォーゲルの「オネーギン」と「うたかたの恋」のPDD、そし…

The Truffle Hunters(白いトリュフの宿る森)

www.truffle-movie.jp 原題は「ザ・トリュフ・ハンター」と直球なのに、邦題はずいぶん詩的なの付けたよね。(笑) 北イタリア、現代に実在するとは信じられないほどに、まるで別世界のような生活を送っているトリュフハンターであるおじいちゃんたち。森の中…

木村伊兵衛と画家たちの見たパリ 色とりどり

2022年2月19日(土)~2022年3月27日(日)@目黒区美術館 mmat.jp 目黒区美術館、いいのやってくれる。規模は小さいけど内容好きよ。 youtu.be 木村伊兵衛が初めてパリを訪れたのが1954年だそうだ。その頃のパリの様子がカラーで生き生きと見られる。 うわあ…

Ghasideyeh gave sefid(白い牛のバラッド)

longride.jp 原題はペルシャ語(たぶん)で仏語タイトルは≪Le Pardon≫、英語では≪Ballad of a White Cow≫、日本語は英語からの訳。 イランのテヘランが舞台。夫が死刑となり、耳の聞こえない娘ビタと2人で暮らすミナ。ミナを演じているマリヤム・モガッダム…

Kバレエ【配信】『クラリモンド~死霊の恋~』

1日限定無料配信、拝見。 【3/5(土)配信】『クラリモンド~死霊の恋~』全編 特別無料公開! | K-BALLET COMPANY / K-BALLET FRIENDS 当日以降はリンクが切れてしまうと思われるので紹介動画を。 youtu.be 約1時間の作品。熊川さんの新作。 舞台がフランス、…

Notturno(国境の夜想曲)

新たな戦争が起きたばかりの今、みんな見た方がいいかもしれない…。 bitters.co.jp BGMもナレーションもなく、現場の声と音だけで構成されている。シリア、イラク、レバノン、クルディスタンの国境地帯で3年に渡って撮影されたそうだ。 ほんとになんにもいい…

The Duke(ゴヤの名画と優しい泥棒)

くぅー、いい映画作るなー、となった。 happinet-phantom.com ロジャー・ミシェル監督、昨年亡くなったのだね。。素敵な映画をありがとう。滅入ってた気分がぐっと上向きました。人、社会の良い面を思い出させてくれた作品。 権力と上流階級への疑問と抵抗、…

上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー

三菱一号館美術館にて、5月15日(日)まで開催。 mimt.jp 日時指定券をオンラインで売ってるけど当日券でも入れた。混雑もなく。(平日午後) むかーし目黒区美術館でもリチ展見た気がするのだけど、今回は作品数も多いし、なんというか、”カワイイ”で済ませ…

Death on The Nile(ナイル殺人事件)

かれこれ2年も公開が延期になってたんだ、『ナイル殺人事件』。 youtu.be ケネス・ブラナーのポワロ、前作はびっくりしたんだけど今回は2作目なのでそこまでではなく。ただしアーミー・ハマーが原因の動悸は発生、以前と同じ目では見られない。キャスティン…