アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

Call Me By Your Name

youtu.be

 

昨年のシンガポール国際映画祭の上映作品だったのにチケット完売してて見逃した『Call Me By Your Name』がThe Projectorで再上映。

 

南イタリアの夏の美しさ、美しいヴァカンス。

若さ。好奇心。舞い上がる心。失う痛み。

なんて美しい映画なの!!!

先日のアメリカ・アカデミー賞にノミネート、受賞もしてるけど、これは完全にヨーロッパ映画。(グアダニーノ監督もイタリアの人)

 

家族、友人、恋人、近所の人、それぞれが自然体に生きていて、

出てくる誰もを応援というか、誰もに共感というか。

エリオを見守る大人たちの存在の仕方も素晴らしい。

 

もう一つ興味深かったのが言語の使い分け。

英語、フランス語、イタリア語が相手や状況によって無意識に(あるいは意図的に)選択されてる。

エリオの心がオリヴァーに移った後のマルシアとの会話は、前はフランス語だったのにエリオは彼女に英語を使う。

一線を引いてる感じをマルシアも理解せざるを得ない。切ない。

 

音楽も良かった。今これを、スフィアン・スティーヴンスのMystery of LoveとVisions of Gideonを2曲リピートしながら書いてる。