オンラインで視聴できる舞台作品、ありがたいことにたくさんあって何から観るか迷う。ダンス、バレエ、映画、etc.
NDT１のレオン＆ライトフットのこれ超好みだった！カッコイイ！
'Stop-Motion' by Sol León & Paul Lightfoot - NDT 1 on Vimeo
During the worldwide Corona-crisis, NDT offers a FREE registration of this ballet for you to watch until April 3, 2020.
昨年来日公演で観たNDT。このStop-Motionも、劇場での濃密なピンと張り詰めた空気の中で目の当たりにしているところを想像する。さぞかし心臓バクバクすることだろう。
NDTを観るとヨーロッパの大人の社会を感じるのだが本作もそうで、人として芸術としての成熟が大事にされている社会の反映だと思う。それはきっと日本の社会と作品の多くがそうではないから感じることで、そこで活動するダンサー、アーティストの違いにも繋がってると思う。
そして日本での貴重な存在Noismの作品も公開されてる。
Noism1 PLAY 2 PLAYー干渉する次元（revised ver. 2013） on Vimeo
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため世界中の劇場で公演の延期・中止が相次いでいます。Noismでは、今できることのひとつとして過去の公演映像を公開します。（公開は5月末迄）
この状況の中でNoismの活動も制限されているけど、公演が再開されたら絶対に観に行きますから！！
medici.tvでいくつかパリ・オペラ座の作品観た。（mediciのプロモーションコードは前記事参照）
まず2016年の「白鳥の湖」。アマンディーヌ・アルビッソン、マチュー・ガニオ、フランソワ・アリュ。
これ現地パリで2回観た。実は当時の私はこのキャストにさほど期待していなくて、本命はミリアム・マチアス組だったのだけど、予想外に感動したのであった。（何様すいません）現地での感動があるから、あとから映像で見ても湧き上がるものがある。
マチューの進化を意識したのがこの時で、それまで感じたことのなかったような演技の深まりというか、役の解釈とその表現が伝わってきて驚いたのだ。常々マチューには”美し過ぎるがゆえの制限”があったと思っていて、年齢と共にそこから脱皮している、それを感じたのがこれ。（しかしその後ミリアムマチアス観てボロボロに泣いたんだけど(笑)）
そして全く同じパリオペのヌレエフ版「白鳥の湖」の2006年版。アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルチネズ、カール・パケット。
Ballet Le Lac des cygnes de Noureev, musique de Tchaïkovski - Opéra national de Paris - medici.tv
これも当時現地で見ていて、私にとってはバレエ鑑賞のベースになったと言っていいやつ。とにかくアニエスの白鳥の気品が素晴らしくて、私の基準なのだ。カールのロットバルトもいいよねー。
そして3月30日からパリオペのサイトで2018年の「白鳥の湖」が公開されるので、パリオペの3世代3キャストで同じ作品を見比べるのも面白いと思う。（3/30-4/5）
SPECTACLES DE L’OPÉRA DE PARIS À REDÉCOUVRIR EN LIGNE - Opéra national de Paris
同じ「白鳥の湖」を他のカンパニー、他のバージョンで観るのもいいよね。ボリショイから配信されたザハロワのは、彼女がパリオペに客演した白鳥があまりにも異質で異様だったため彼女のことちょっと苦手になってしまったのよね…最初があれだったから。
さて映画。毎年やってるオンラインで観られるフランス映画「マイ・フレン・フィルム・フェスティバル」から短編作品が無料公開。
STAY HOME edition 「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル (MyFFF)」
過去10回の映画祭出品作から選りすぐりの短編作品を公式サイトにて配信。 一ヶ月の期間限定。これまた作品いっぱいありすぎて選べない！
さらにロンドンのナショナル・シアターも期間限定で過去作品を無料配信してくれるらしい。詳しくはこの記事。
NTLiveの人気4作品が4週間限定の無料配信～ナショナル・シアター・アット・ホームを開設
日本語字幕ないと辛いけど、上質な作品を観られるいい機会。今、日本の映画館で公開中のNTLive「リーマン・トリロジー」見逃してて、ぜひ見たいんだけどどうしよう…。
Stay Home.
