アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

自宅でバレエ鑑賞その4

最近座ってる時間が長いせいか腰痛が悪化している…運動しないと。バーレッスンもどきを15分やるだけでも結構違う。プロのレッスンがネットで見られるのもいい時代。

 

パリ・オペラ座バレエ団「La Source」ジャンギヨーム・バール振付

Ballet La Source de Jean-Guillaume Bart d’après Ludwig Minkus, musique de Léo Delibes - Opéra national de Paris - medici.tv

2011年バール版として100年以上ぶりに復活した作品。バールは元エトワールで今はパリオペで先生をしている。本人もエレガントだけど、作品もとってもフレンチでエレガント。衣装もラクロワで美しい。リュドミラ・パリエロ、カール・パケット、イザベル・シアラヴォラ、マチアス・エイマン。

泉の精の悲恋の物語なんだけど、終始リュドミラが美しかった。そしてマチアスのこれぞフレンチな脚さばきも見事。群舞の衣装も振付もうっとり。生で観たらさぞかしゴージャスだろうな。古典の再振付としてとても成功しているように見える。男性群舞はジョージアンダンスを思い出した。2011年の舞台なのでコールドに今やエトワールの顔がちらほら。つい探してしまう(笑)

ストーリーの系統的には自分の好みではなさそうだったのに、じっくり見てしまった。舞台も衣装もダンサーもパリオペらしくて好きだ。

 

バール先生の現役時代に「白鳥」で見てるんだけど、ザハロワ客演の相手だったのバール先生じゃなかったかなあ。だからちゃんとメモしておかないとダメなんだよ…。思い出は儚い。

 

パリ・オペラ座バレエ団「火の鳥」「ボレロ」(ベジャール)、「ヌアージュ」(キリアン)2009年

Ballet L'Oiseau de feu et Boléro de Maurice Béjart & Nuages de Jiří Kylián - Opéra national de Paris - medici.tv

これmediciの一覧で見てるとわかりにくいんだけど、二コラ・ルリッシュの「ボレロ」だから!!!

火の鳥」はバンジャマン・ペッシュとカール・パケット。

「ヌアージュ」はドロテ・ジルベールとマニュエル・ルグリ。

幸か不幸か最初に二コラで見てしまった作品というのは二コラが基準になってしまって、その以降「これじゃない」感をどうしても持ってしまうのだけど、「ボレロ」「若者と死」は特にそうかもしれないな。ボレロは踊るダンサーも多いので、素晴らしいダンサーもいるけども。

 

こちらはシャイヨ宮での公演。ダミアン・ジャレの「SKID」

“SKID” de Damien Jalet au Théâtre de Chaillot

傾斜45度くらいありそうな舞台いっぱいの斜面を使った作品で、目が離せない。この発想、創造力すごい。もちろん実現するダンサーもすごい。足袋みたいなの履いてた。

滑ったり登ったり、現れたり消えたり、そして最後のインパクト、うわぁ、と終わる。そんな気がしてたけど。(笑)

 

 

ところでバレエではないけど日本からはついに歌舞伎が!チケットを持っていた人ももっていなかった人も、歌舞伎を見たことがあるひともない人も、見るチャンス!

 

国立劇場 3月歌舞伎公演「通し狂言 義経千本桜」 を配信。4/6から

 

国立劇場 National Theatre, Tokyo - YouTube

 

こちらも4/6から順次配信。

松竹チャンネル、3月の歌舞伎公演関連動画無料配信のお知らせ|歌舞伎美人

4月6日(月)以降、3月に公演が予定されていた歌舞伎座「三月大歌舞伎」、南座 スーパー歌舞伎II(セカンド)『新版 オグリ』の舞台収録映像、および「明治座 三月花形歌舞伎」の出演者による座談会の収録映像を、順次無料配信します。