カイロのすぐ隣、ギザとその周辺には有名な三大ピラミッドとスフィンクス以外にもいろんなピラミッドがある。
サッカラにあるのが最古のピラミッドと言われている階段ピラミッド。
紀元前2650年くらい前って、なんかもう古すぎてよくわからない。
時間と体力の都合によりダフシュールの赤ピラミッド、屈折ピラミッドはサッカラから遠目に鑑賞。
ピラミッドの近くに神殿も残っている
これぞエジプト、ギザの三大ピラミッド。
クフ王のピラミッドは内部に入れて、狭くて天井の低い、勾配の急な通路を登って玄室まで行ける。
しかしこれ、なかなか辛い。密閉度が高いから空気が悪いし暑い。中腰のまま長く歩かなくちゃいけないし狭くてすれ違うのも大変。
それでもやっぱり、あの、ピラミッドの内部に今いるんだー、という感慨。(残念ながら内部は写真不可)
古代エジプトってテレビ番組でも取り上げられることが多いしなんとなく知ってることはあったけど、いざ行って現地で現物を目の当たりすると、その歴史の長さ、王の多さ、そしてまだまだ未知のこと、未発見のものも多いだろうし、なんと奥深い。
カイロ市内ではモスクやコプト教の教会などと、エジプト考古学博物館はわりとじっくり見学。
しかし、ここ、大量の所蔵品を持て余している感があり、展示の仕方や説明などもうちょっと手をかけてもいいのではないか。
手が回らないのだろうな。スペースも足りてないし。梱包されたまま置かれているものも多々ある。
早く新しい大美術館オープンするといいね。(延期に次ぐ延期でいつになることやら)
カイロはタクシーに乗るにもメーターを使うか確認が必要だったり、メーター使うと言ったのに走り始めたら使わず、走りながら値段をふっかけてきたり、降りて料金払ったら約束の3倍払えと言ってきたり、ほんと面倒。普通にメーター使用で問題ない運転手もいるけど。住むのは大変だな。。
今回は現地7泊8日だったんだけど、地方への移動もあるし、見るべきものも多いし、10日~12日くらいあれば余裕をもって旅ができたと思う。
ルクソール3日、アスワン2日、カイロとその周辺4日、みたいな。
日本からのツアーだと5泊8日くらいからあるようだ。短いし行く場所は限定されるだろうけど、毎回個人で交渉したりして移動するよりは効率はいいだろうな。
現地に行ったことで古代だけでなく近代・現代のエジプト、他国との関わりなど色々興味が湧いてきた。スエズ運河とかアスワンハイダムとか、各国の政治的なかけひき、戦争などなど。
旅の醍醐味は帰宅後も続く。