クルーズ船はルクソールに2日停泊。それだけルクソールには見所が多いということでもある。
ナイル川の西岸にある王家の谷では62の墓が発見されていて、その最後に見つかったのがかの有名なツタンカーメンの墓。
他にラムセス六世、セティ二世らの墓が公開されている。
時代や状態や規模は様々で、似ている墓でも微妙に色合いや雰囲気が異なる。
盗掘される前はどんな物が置かれていたのか、想像もできない。
王家の谷から車で10分程のところにあるハトシェプスト女王葬祭殿。
岩山の崖を背に立つ大きな建造物。これまで見てきた神殿とは違った独特の建築様式。
訪れた時は灼熱で、とてもじゃないけど日中は屋外で仕事ができるような気温じゃなかったんだけど、一体どれほどの人がこの建設にあたったのかと、どれだけ大変だったかと考えてしまう。
他にもいくつか見たけど、暑すぎてもうこれ以上無理、となった。よく見るにはもっと日数が必要ね…。
特にカルナック神殿は古代エジプトでも重要な建造物とのことで、さすがに見どころ満載。
参道、塔門、巨大な柱が立ち並ぶ列柱室、オベリスクなどなど。
そしてカルナック神殿とは参道でつながっていたというルクソール神殿。
この入口にはラムセス二世の巨像とオベリスクが1本立っているのだけど、これと対のオベリスクが今パリのコンコルド広場にあるあのオベリスク。
ここから持って行ったのかよ…となった。ラムセス二世がお怒りなのでは。
オベリスクの台座↓
クルーズ船に滞在中はなんでも船内で済むのだけど、一歩外に出れば、観光客目当ての物売りや価格交渉の嵐なので、暑さと観光で疲れた身には結構大変だった。