アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

da:ns festival 2018 AH | HA

da:ns festival 2018

 

エジプト旅行と重なってNDT1を見逃してしまった今年のda:ns festival。(涙)

こうなったら観れるものは観ておこう。

 

AH | HA

Lisbeth Gruwez | Voetvolk (Belgium) 19 & 20 Oct 2018 8pm

Esplanade Theatre Studio

 

ベルギーのダンサー・振付家Lisbeth Gruwezのカンパニーによる1時間ほどの作品。出演は男女5人。

作品タイトルにあるように笑いが重要な要素ではあるのだが、私には全くこの作品のおもしろさがわからず、うーむ、となったまま終了。

最近見るコンテでありがちなんだけど音楽ではなく「音」を多用していて、最初の20分は雑音のようなギコギコいう音に乗せて5人が振動しているのだが、長すぎて振付の意味を推測するのにも疲れ、早く踊って…と願うばかりに。

「ダンス」とはなんなんだ。

 

私にとっては音楽が重要なのかも。打楽器だけでも、電子音でもいいからとにかく音楽が欲しい。音楽と共に物語を語ったり、音楽を体現したり、ただただ音楽に身を任せるでもいい、でも雑音は嫌だ。

 

ま、好みですからね、実際今日も大笑いしてる観客もいたので。

 

あと、どれほど研ぎ澄まされた身体か、みたいなところに私はグッとくるので、そういう意味でも今日は堪能できなかった。次に期待。