シビウ国際演劇祭(オンライン)が終わってしまった。 これを見てて、フェスっていいんだよねーって思った。シンガポールではここまでの規模のフェスティヴァルはないけれども、多ジャンルを網羅するSIFAや、Dance Festivalなどがある。未知の作品やカンパニーに出会うワクワクする感じ。期待を上回る出会いの興奮や、なんだそれ!ってなるもの、それらのある意味”雑多な”感じがとてもいいのだ。
将来振り返りたい時のためによかったのメモ。
PIXEL
A performance by: Mourad Merzouki
Centre chorégraphique national de Créteil et du Val-de-Marne (CCN) –
Compagnie Käfig
FRA/dance/1h16min
ダンスのジャンルとしてはヒップホップ系でヌーヴォー・シルクも入ってる。プロジェクションを使った舞台は新鮮だしカッコいいしとても良かった。
WHITE NOISE
Choregraphy by: Noa Wertheim
Vertigo Dance Company & the Revolution Orchestra
ISR/dance/1h3min
これはぜひ生で観たいと思った。オーケストラとダンスが一体となった作品で、今のこのご時世に見ると「贅沢」に見える作品。ミュージシャンとダンサーの一体感ステキ。
DOG WITHOUT FEATHERS
Inspired by: João Cabral
Choreography by: Deborah Colker
Companhia de Dança Deborah Colker
BRA/dance/1h7min
Performance in Portuguese
Translated into English and Romanian
これも映像を多様していて独特の世界。ほんとにいろんな作品、いろんなアイディアが世界にはあるのだなあ。
DUNAS
Choreography by: Maria Pagés & Sidi Larbi Cherkaoui
Maria Pagés & Sidi Larbi Cherkaoui
ESP-BEL/dance/1h10min
CHOTTO DESH
Choreography by: Akram Khan
Akram Khan Company
GBR/dance/56min
BOYS DON’T CRY
Choreography by: Hervé Koubi - Fayçal Hamlat
Compagnie Hervé Koubi
FRA/dance/54min
Performance presented in French
Translated into English and Romanian
R.O.O.M. – RANDOM. ORGAN. ORIENTED. MONSTER.
- Experimental dance series vol.1
Choreography by: Jo Kanamori
Noism Company Niigata
JPN/dance/43min
シュツットガルトバレエ≪Naiad≫
よくわかんないけどなんか好き!ってなるタイプのやつだった。これ今年2/22の公演なのね。劇場が閉まるわりと直前の時期のだと思うとまたさらに深い。
マクミランと言えば演劇的な振付作品というイメージなので、これは趣が違う作品。生で観てればまた違った感想になっただろうけど、今回は特に可もなく不可もなくであった。ENB、次回配信は『マノン』とのこと。
サンフランシスコバレエ≪BJÖRK BALLET≫
これはおもしろいな。ビョークの音楽で踊るバレエ。衣装やセットも自由。ベジャールがクイーンでバレエ作品を作っているように、「バレエ」の中身が多彩であることで観客の幅も広がるだろうし。
6/25はウィーン国立バレエのヌレエフガラ。ルグリ監督最後の公演だ。
ロイヤルは6/27からウルフワークス。
前回見逃したチューリッヒのロミジュリ。6/26から。
Romeo und Julia – Free Online Streaming – Ballett Zürich
イングリッシュナショナルバレエはマノン。6/24から。