アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

スターズ・オン・アイス 2022

何年振りだろう、生フィギュアスケート。お目当てはネイサン。

こういうのってチケット取るの超難しいと思ってたのだけど、今回は当日券があると知り、ネイサンが東京にいるのに、そしてチケットもあるのに行かなくていいのか私は??と自問自答した。そして行った。(笑)

 

スターズ・オン・アイス2022 -STARS ON ICE JAPAN TOUR 2022-

 

グループナンバーの中で、同じ衣装同じ振付でも一瞬で見分けがついてしまうんだネイサンは。踊りがうますぎて。身体の内から湧いてくる踊り心と、バレエを基礎にした踊り(滑り)のテクニックの融合が見事で、本当になめらかですべての動きが必然に見える。

 

アイスショーなので、ジャンプの難易度は当然落としているわけだから余計にそうなんだろうけど、ジャンプが踊りの中に自然に溶け込んでるのよね。

見事だなあ…。もっと見たいなあ…。

 

ネイサンのことばかり書いてしまった。また追加する。

 

やっと追記:

あらかじめ言うとフィギュアスケートにおけるスケート技術に特別詳しいわけではないし、ショー、パフォーマンスとして見た感想です。好きな種目はアイスダンス。(いわずもがな)

 

距離がある遠くからなので細かい技術的なところまではよく見えない代わりに、踊りとして上手い人は距離があっても良さは伝わるとわかった。

逆にアイスショーなのに、”振付通りやってます”感が出てしまうのは、若さのせいかもしれないし踊り心の無さかもしれない。競技の時よりジャンプなど技の難易度は下げている分、それ以外に魅力がないとつまらない。3分と集中力が持たない。

 

難しいね。難しいジャンプがばんばん決まれば盛り上がるし点も出る、というのがまあ競技であるが(シングルの場合)、私は競技であってもジャンプだけで点を稼ぐ演技は魅力感じない。作品として踊ってくれないと!日本人女子シングルは宮原さんが競技から引退してしまい、作品として表現できるスケーターが見当たらない気がした…。男子は昌磨がいるけども。ペアの2人はかわいかった。

 

アイスショーだとグループナンバーがあるので、個別に滑ってる時よりも差が如実に見えてしまうという面もある。ちょっとあまりにも。。。という人もいた。あとスピードの差も歴然。生で見て魅力に気づくスケーターもいるし(かつて私は町田さんを発見した)、やはり会場で見るおもしろさがある。

 

しかし、こういうイベントが海外選手含めてできるようになったのねえ。

 

出演スケーター:

ネイサン・チェン
宇野昌磨
鍵山優真
ヴィンセント・ジョウ
チャ・ジュンファン
友野一希
島田高志郎
田中刑事
樋口新葉
アリサ・リウ
河辺愛菜
三原舞依
宮原知子
紀平梨花
アレクサ・クニエリム&ブランドン・フレイジャー
三浦璃来&木原龍一
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカ
小松原美里&小松原尊
村元哉中&髙橋大輔