アジェのインスピレーション ひきつがれる精神
東京都写真美術館
19世紀末から20世紀初頭にパリとその周辺で活動したアジェの作品と、アジェがその後の写真家たちに与えた影響を辿る展示。当時の建築、装飾を記録する写真から、そこに生きるごく普通の人々の姿。まさに時代の記録。
マン・レイによって世の中に見出されたとも言えるアジェのスタイルが、他の国、他の時代の写真家たちに引き継がれ、ああほんとにアジェの雰囲気、となる展示。日本人写真家ではおなじみの荒木、森山。そして深瀬昌久の写真がとても好みだった。北海道出身で、地元の風景を撮ってるんだけどとてもいいな。
写美の改装が終わってから初めて行ったけど、展示スペースそのものは特に変わらないかな?せっかくショップを2階に移動したならもう少し品揃えを充実させてもいいのにな。