やーっと公開になったね!初日に張り切って観に行ってきた。
正式タイトル長い。
THE FRENCH DISPATCH OF THE LIBERTY, KANSAS EVENING SUN
邦題『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
ウェス・アンダーソン監督の最新作。豪華キャストも話題。
ものすごく疲れた!情報量が多い!
字幕を読むヒマが惜しいので、言語理解度を多少諦めても画面いっぱいのあちこちを見たい。
ウェス・アンダーソン作品らしい色彩感覚。細かなところまで作りこまれているあの感じ。ちょっとスロー再生したいかも。(笑)
「フレンチ・ディスパッチ」という雑誌の記者たちが取材した3つのストーリー、という形。
いきなりのレア・セドゥ!3つの話の中ではこれが一番おもしろかったかな。メンツも濃い。ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、そしてレア・セドゥですから。
2つ目もよい。学生運動のリーダー、ティモシー・シャラメとリナ・クードリ。リナ・クードリどこで観たんだっけと確認したら『パピチャ 未来へのランウェイ』だった。あれもいい映画だった!そして彼らの記事を書く記者がフランシス・マクドーマンド。豪華。
3つ目。これは疲れもあってか少し微妙な気もした。急にアニメになるのも??ってなった。アニメだから描けることもあるのだけども。
そしてこれらのストーリーを記事にする「フレンチ・ディスパッチ」の編集部。なんというか、”古き良き”雑誌出版時代みたいな、そういうのもあるのかな。今は紙の出版物というのは厳しい時代だもんね。
より味わうにはもう一度見ないとだめかも。とにかく見てると頭がフル回転で疲れちゃって、味わう余裕がなかったのかもしれない。
撮影がフランスのアングレームらしいのだけど、雰囲気があってステキ。アングレームの住人の皆さんがたくさん出演してるんだとか。住人の皆さんいいなあ!(笑)
アングレームと言えばBDのフェスティバルが開かれる町として有名だけど、街そのものも素敵なのね。
ああ、フランスの地方をのんびり旅して回ったりしたい!