アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

THE FRENCH DISPATCH OF THE LIBERTY, KANSAS EVENING SUN(フレンチ・ディスパッチ)

やーっと公開になったね!初日に張り切って観に行ってきた。

正式タイトル長い。

THE FRENCH DISPATCH OF THE LIBERTY, KANSAS EVENING SUN

邦題『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』

 

searchlightpictures.jp

 

ウェス・アンダーソン監督の最新作。豪華キャストも話題。

ものすごく疲れた!情報量が多い!

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字幕を読むヒマが惜しいので、言語理解度を多少諦めても画面いっぱいのあちこちを見たい。

ウェス・アンダーソン作品らしい色彩感覚。細かなところまで作りこまれているあの感じ。ちょっとスロー再生したいかも。(笑)

「フレンチ・ディスパッチ」という雑誌の記者たちが取材した3つのストーリー、という形。

 

いきなりのレア・セドゥ!3つの話の中ではこれが一番おもしろかったかな。メンツも濃い。ベニチオ・デル・トロエイドリアン・ブロディ、そしてレア・セドゥですから。

 

2つ目もよい。学生運動のリーダー、ティモシー・シャラメとリナ・クードリ。リナ・クードリどこで観たんだっけと確認したら『パピチャ 未来へのランウェイ』だった。あれもいい映画だった!そして彼らの記事を書く記者がフランシス・マクドーマンド。豪華。

 

3つ目。これは疲れもあってか少し微妙な気もした。急にアニメになるのも??ってなった。アニメだから描けることもあるのだけども。

 

そしてこれらのストーリーを記事にする「フレンチ・ディスパッチ」の編集部。なんというか、”古き良き”雑誌出版時代みたいな、そういうのもあるのかな。今は紙の出版物というのは厳しい時代だもんね。

より味わうにはもう一度見ないとだめかも。とにかく見てると頭がフル回転で疲れちゃって、味わう余裕がなかったのかもしれない。

 

撮影がフランスのアングレームらしいのだけど、雰囲気があってステキ。アングレームの住人の皆さんがたくさん出演してるんだとか。住人の皆さんいいなあ!(笑)

アングレームと言えばBDのフェスティバルが開かれる町として有名だけど、街そのものも素敵なのね。

 

www.angouleme-visites.com

 

ああ、フランスの地方をのんびり旅して回ったりしたい!