アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

SAINT LAURENT/サンローラン

『SAINT LAURENT/サンローラン』

 

役者というのはすごいな。役によってあれほど変われるんだもんな。

イヴ・サンローランの映画がほぼ同時期に2本作られたというのは、フランスにおいてそれだけサンローランという人、メゾンの存在感、時代を変えたインパクトの大きさなどがあり、イヴのプライベート面でもいろいろあって、それらをどう切り取るか、どの視点で描くかで全く違った物語になり得る、それくらいの“素材”ってことなんだろうな。


以前観た方。
映画『イヴ・サンローラン


ベルジェとの関係の描き方もずいぶん違っていて、より親密な個人的パートナーであった前回と比べて今回のはビジネスライクな関係。
イヴはより孤独で、壊れ方も酷く、あんな酒と薬漬けの生活でよく死ななかったよ!
(しかしわんこが。。。)

出演者も前作が舞台役者系だったのが今回は映画界のスターたちといった感じ。
前作がイヴのデザイナー人生をより細かく辿っていたのに対して、今回は仕事以外の面が多かったような。

 

「SAINT LAURENT/サンローラン」 本予告

 

美へのこだわり、美しいファッションや人々。すてき。