『SAINT LAURENT/サンローラン』
役者というのはすごいな。役によってあれほど変われるんだもんな。
イヴ・サンローランの映画がほぼ同時期に2本作られたというのは、フランスにおいてそれだけサンローランという人、メゾンの存在感、時代を変えたインパクトの大きさなどがあり、イヴのプライベート面でもいろいろあって、それらをどう切り取るか、どの視点で描くかで全く違った物語になり得る、それくらいの“素材”ってことなんだろうな。
以前観た方。
映画『イヴ・サンローラン』
ベルジェとの関係の描き方もずいぶん違っていて、より親密な個人的パートナーであった前回と比べて今回のはビジネスライクな関係。
イヴはより孤独で、壊れ方も酷く、あんな酒と薬漬けの生活でよく死ななかったよ!
(しかしわんこが。。。)
出演者も前作が舞台役者系だったのが今回は映画界のスターたちといった感じ。
前作がイヴのデザイナー人生をより細かく辿っていたのに対して、今回は仕事以外の面が多かったような。
「SAINT LAURENT/サンローラン」 本予告
美へのこだわり、美しいファッションや人々。すてき。