シンガポールに来て初めてバレエのガラ公演へ。
会場はサンズ・シアター@マリーナ・ベイ・サンズ。
SUPERSTARS OF BALLET
Fuaturing the Top Ballet Dancers in the World
29 April to 4 May 2016
パリオペラ座、ボリショイバレエなど世界トップレベルのダンサーが踊る!
との呼び文句のわりに誰が何を踊るのか全く事前情報がなく、当日会場でプログラムを買って初めてわかるというゆるさ。
パリオペからは、
ローラ・エケとカール・パケット、(エトワール)
ヴァランティーヌ・コラサント、(プルミエール・ダンスーズ)
ヤン・サイズ、(スジェ)
アレクシス・サラミット(元パリオペ?)
が参加。演目は、
ル・パルク、アルルの女、BAHKTI Ⅲ(ベジャール)、エスメラルダ、イン・ザ・ミドル。
その他、サレンコ、シムキンら計13名。
ヴァランティーヌとカールのル・パルクなんてすごいレア演目を観てしまった!
が、全体として考えると今まで当たり前のように見ていたガラ公演はちゃんとしたやつだったんだな…と。企画としてのあまりの出来の悪さに、せっかくのパリオペダンサーたちの良さがまるで観客に伝わっていなかった。
いっぱい回ったり飛んだりするのがバレエの一番の凄さ、売りではないはずなんだが。そこしか客席が湧かないって、パリオペファンとしては辛い。
シンガポールのバレエ公演、企画・招聘する側も、観客側も、まだまだだという現実。