昨年12月の公演は観に行けなかったので、映画館で前編鑑賞。
思ってた以上にナウシカで、思ってた以上に歌舞伎だった。
『風の谷のナウシカ』ディレイビューイングのお知らせ|歌舞伎美人
思ってた以上に歌舞伎、というのは、同じく昨年の新作歌舞伎と比べると、ナウシカはだいぶ古典的な要素が多いと感じたので。あの時は、歌舞伎ってどこからが歌舞伎なのかなってちょっと考えたからね。でもナウシカは、これは素人の私から見ても明らかに歌舞伎だ。
歌舞伎座 六月大歌舞伎『月光露針路日本』 - アートなしには生きられない
歌舞伎の女形ゆえにナウシカ像がちょっと湿っぽく感じられてしまうところは、私の好み的にはもうちょっと現代的であって欲しいと思うところだけど、原作ファンの方はどう感じただろうな。
しかしここまで古典歌舞伎の要素が感じられる作りというのは、よく創ったよねえ。台詞や音楽、衣装や装置など。
でも価格設定にびっくりだよ。前編・後編それぞれ4300円。両方観たら8600円!(ムビチケは各4000円)制作にお金かかったんだろうなーとは見て思ったけど、それにしてもお高いわ。