終わってしまった。ニコラのアデュー公演。
前半の若者と死、最後のボレロがハイライト。プティとベジャールという二大振付家の代表作を演じ切った。どちらの作品も生で観たことがあったけど、今回特に若者と死では、最後に向かうにつれエトワールとしての終わり(死)を連想してしまい涙が止まらなかった。
ボレロはやはりパリオペ男性ダンサーたちの圧巻の体躯があってこそあのうねりが生まれ、厚み重みが増す。ニコラのマスキュランな身体が発するエネルギー!それに呼応するにはやはり、カールやジョシュアのようなダンサーでないと。踊り終えたニコラの晴れ晴れとした顔がしあわせだった。
そして長い長いカーテンコール。ありがとう二コラ。
(しかしこの大事な特別な公演であのオケは一体なんなんですか⁉︎ ちょっと酷過ぎ。)