アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

Soirée exceptionnelle Nicolas Le Riche à l'Opéra de Paris

終わってしまった。ニコラのアデュー公演。

 

前半の若者と死、最後のボレロがハイライト。プティとベジャールという二大振付家の代表作を演じ切った。どちらの作品も生で観たことがあったけど、今回特に若者と死では、最後に向かうにつれエトワールとしての終わり(死)を連想してしまい涙が止まらなかった。


ボレロはやはりパリオペ男性ダンサーたちの圧巻の体躯があってこそあのうねりが生まれ、厚み重みが増す。ニコラのマスキュランな身体が発するエネルギー!それに呼応するにはやはり、カールやジョシュアのようなダンサーでないと。踊り終えたニコラの晴れ晴れとした顔がしあわせだった。


そして長い長いカーテンコール。ありがとう二コラ。

 

 

(しかしこの大事な特別な公演であのオケは一体なんなんですか⁉︎ ちょっと酷過ぎ。)