アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

【東京】歌舞伎座 團菊祭 夜の部

一時帰国の隙間に、去年の9月以来久しぶりの歌舞伎座へ。なんだかんだで今年も来ちゃった團菊祭。

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菊之助長男の初お目見えで話題の本公演。でも私の今夜の一番の目的は「男女道成寺」。菊之助白拍子花子は何度か観てるけど毎回惚れ惚れしてしまう。今回は海老蔵との初めて見る「男女」バージョン。そのせいかいつもに増して色香強め。鐘が降りてくる前の、鈴太鼓のあたりになるとドキドキしてくる。あんなにしっとり踊ってたのにどんどん増してくる狂気。その緊張感がたまらん。見られる時に見ておかなねば!と毎度思わせられる。

 

和史くん2歳6ヶ月初お目見え。菊之助に抱っこされて花道登場。ご挨拶を、と言われると噂通り顔を隠す(笑)。でも客席へのお礼のお辞儀の時には率先して手を振ってたくさんの「かわいい〜♡」をゲットしていた。この先どうなっていくんでしょう。菊五郎さん吉右衛門さんが両おじいちゃんて豪華すぎ。

 

海老蔵松緑菊之助と三人揃っての「三人吉三」もなかなかよかった。これからの團菊祭の主役になる三人だけど、海老蔵菊之助の相性ってどうなんだろな。道成寺でも特に2人の間の何かって感じなかったけど。将来の”團菊”はどうなっていくのだろう。

 

歌舞伎は公演日数が多くてほぼ毎日やってるので、一時帰国の限られたスケジュールでも行くチャンスがあってありがたい。

 

追記:千秋楽に幕見で道成寺再見!オペラグラス覗きすぎて両腕筋肉痛になるかも。

 

一、勢獅子音羽花籠(きおいじしおとわのはなかご)

寺嶋和史 初お目見得

二、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
大川端庚申塚の場

三、時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)
本能寺馬盥の場
愛宕山連歌の場

四、男女道成寺(めおとどうじょうじ)

 

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