昨年11月にオープンした、フランス国外で初めて「ルーヴル」を名乗る美術館、ルーヴル・アブダビに行ってきた。
ジャン・ヌーヴェル設計というその建物自体にも興味があったし、どんな展示内容なのかも気になる。
パリのルーヴル、ケ・ブランリー、ギメ、オルセー、ロダンなど複数の美術館から作品が集まってきていて、時代もカテゴリも幅広い。
展示方法は地域や時代で区切るのではなく、同じ題材や似た色味などで複数作品を並べていたりする。ダヴィンチ、ゴッホ、モネ、マネなど超有名画家の絵画や、日本の土器や屏風、浮世絵なども。（↓この屏風の絵かわいい。長崎に到着したポルトガル人）
アブダビの所蔵品よりもパリから来てるものの方が多そうなので、一定期間で展示内容変わるのかな。オープンして最初の特別展では有名作品がたくさん来ていたらしいけどもう帰ったって。(笑)
展示スペースは特別変わった感じではないけど、一通り見終って屋外に出たところが建築としての一番の見どころ。
高いドームの天井から漏れる光と鳥の鳴き声、解放感。思わず「わあっ！」ってなる。
美術館自体が海に面していて、水に反射する日差しもきれい。
カフェで休憩して、ショップを物色して、トータル4時間ほど滞在。
チケット売り場も展示スペースも、混雑して時間がかかるなんてことは全くないので、さくっと1時間ほどで観て回ることも可能。
カフェもWIFIもあるし、のんびり過ごすことも可能。（ただし屋外は灼熱）
ルーヴルの近くにグッゲンハイムも出来る予定らしいから、完成したらハシゴできるね。
まだまだいろんなものが増えそうなアブダビ。
