アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

映画館の再開

東京など首都圏でも映画館が再開してきた。それ自体はとてもうれしいのだけど、まだ足を運んではいない。苦境の映画館を応援したい気持ちと、まだなんとなく出かける気になれない気持ちの綱引き状態。

 

とは言え、観たい作品がさっそく何本もある。

 

ロイヤルバレエの映画館上演は特別編成。

ニュース | 「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」公式サイト


<6月公開作:英国ロイヤル・バレエで活躍する日本人ダンサー作品特集>
・6月5日(金)ロイヤル・バレエ「マノン」(平野亮一)シーズン2017/18作品
・6月12日(金)ロイヤル・バレエ「ドン・キホーテ」(高田茜)シーズン2018/19作品
・6月19日(金)~2週間 ロイヤル・バレエ「眠れる森の美女」(金子扶生)

 

併せまして「眠れる森の美女」以降、公開が予定されています「ラ・ボエーム」、「ザ・チェリスト」「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」、「フィデリオ」につきましては公開日の調整などが決まり次第改めて発表させて頂きます。

 

『マノン』はサラ・ラムとワディム・ムンタギロフのやつ!シンガポールでは上映がなくてDVD買ったやつだ。大画面で、解説付きで再度見たい気もしている。(でも『マノン』自体は好きな話ではないというジレンマ)

 

 

私は3月に観たのだけど、6/5から『パリ・オペラ座ダンスの饗宴』恵比寿ガーデンシネマ)。

デフィレ、『エチュード』、『眠り』(抜粋)を大画面で。少し前の公演だけど、引退済みダンサーたちを観られる貴重な機会ということで。

バレエ学校の生徒からバレエ団のエトワールまでがただ歩いてくるだけなのに感動してしまうデフィレ、若くして引退してしまったジョシュア・オファルトの『エチュード』、まだプルミエールだった若いミリアム・ウルドブラームのキラキラとしたオーロラ姫。いろんな思いが込み上げる1本だった。

『パリ・オペラ座ダンスの饗宴』 - アートなしには生きられない

 

 

こちらは未見なのでぜひとも行かねば。同じく6/5公開。

マシュー・ボーン IN CINEMA /ロミオとジュリエット

あのマシュー・ボーンがロミジュリをどう解釈しどう作り上げたのか、興味津々。

youtu.be

 

 

同じく恵比寿ガーデンシネマで公開中の『最高の花婿 アンコール』も見ようと思ってたけど公開延期になってしまってたやつ。前作おもしろかったのでこれも楽しみ。

youtu.be

 

 

私が映画館に行った最後は3/20。今年はなかなかのペースで映画を見ていたのだけど(20本以上観てた)、思いがけない形でその習慣が途切れた。

 

再開した映画館、席は1つおきだし、きっとできる限りの対策をしての再開のはず。実際にはこれまでどこかの映画館が感染源になったという話はきいたことがないし、他と比べてリスクが高いとも思わない。

 

思わないのだけど、一旦途切れた習慣を再開するというのが、意外と自分の腰が重くなってしまっているのに気づく。実はこれが一番の問題なのだろうな。バレエのレッスンについても同じ。どの業界も大変だし通って応援したい気持ちはあるのだけど。

でもきっと最初の一歩だけだよね、重たいのは。