アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

自宅でアート鑑賞その13

”自宅で”シリーズもそろそろ終盤か。 

 

「ミッコ・フランク指揮フランス放送フィル 2020年来日公演(で演奏するはずだった)プログラム特別映像」というこの切ないタイトル。

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BGM的に再生していたのだけど、コンサートホールで生で聴きたくなるね。音楽のうねりとか、やっぱり生で体感したい。最後のValseノリが良かった。

 

 

シュツットガルトバレエ、イリ・キリアン振付”One of a Kinda”

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クール!洗練!装置やライティングも超カッコイイ。2時間ほどの作品でコンテとしては長い。場面転換も含めて作品になっている。

こういう抽象的な作品はぜひとも劇場で集中して観たいものだなあ。音楽がちょっと眠りを誘う感じでキリアンぽい(笑)。カーテンコールにはご本人も登場。若々しい。2019年2月の公演。

 

シュツットガルト@HOMEはいい作品見せてくれててダンケ。

 

 

オランダ国立バレエはミックスプロ。

Streaming Ballet | Dutch National Opera & Ballet

Paquita | Penumbra | No Time Before Time

『パキータ』抜粋はヴァリエーション大会みたいでねえ。コンクールなどでおなじみのヴァリエーションもあるので特に。お気に入りのダンサーなどいたらもう少し楽しめるかもしれない。2作目は大人のデュエット、3作目は爽やかなグループダンス、といった雰囲気。

しかしじっくり見ていたわけではないのだ…ほんと、自宅で見るのって集中力が持たない。

 

 

ウィーンの『ジゼル』も駆け込みで。2017年の公演。アルブレヒトは木本全優さん。

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1幕の衣装がシック。2幕の精霊たちもエレガントなドレスを着たレディといった雰囲気。人間っぽい。 木本さんのアルブレヒトは1幕では本気なのか遊びなのかがわかりにくかったけど2幕でのノーブルさと後悔の佇まいはよかった。

 

パリオペ来日公演で2月末に生で観ているだけにパリオペ『ジゼル』の記憶が蘇る。あれからもう丸3か月以上が経った。信じられない。

 

 

ハンブルクはノイマイヤー先生のドキュメンタリー。

Hamburg Ballett John Neumeier - Video on Demand

なんだけど、ハンブルクのサイトとは相性が悪く映像止まりがちなのと、ドイツ語がわからないのが辛いところ。

パリオペに『椿姫』の指導に行っている場面、アニエス・ルテステュがスタジオにいてノイマイヤーと並んで見ていた。ノイマイヤーは現役の頃のアニエスのマルグリットが気に入っていた。私も大好きだった。そしてそのアニエスが次の世代への指導に立ち会っている。レオノール・ボラックとマチュー・ガニオのステージリハではエルヴェ・モローもいた。振付家本人が直接指導できるという素晴らしさもあるし、引退したエトワールから現役ダンサーへとこうやって受け渡されていくのだなあと、そちらにも感動する。

 

 

マリインスキーの『シンデレラ』の公開始まった。

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『シンデレラ』ってどこも個性的な独自解釈のが多い気がするけどマリインスキーのもなかなかね。ちょっとよくわからない。(笑)

ヴィシニョーワ主演、2013年の公演。 

 

 

ロイヤルオペラハウスのライヴ中継楽しみだな。マグレガーの新作も。

6/13 19:30(UK)

www.roh.org.uk

 

 

今週はそろそろお外に出て映画館に行ってみようと思っている。

復帰1作目はNAのロミジュリかな。