当日ほとんど見られなかったので少しずつ見ているのだけど、今年のワールドバレエデーも参加カンパニー多数で見るものたくさん。
しかしオペラ座のクラスレッスンを見てしまうともう他に移動できない!
Laurent Novisによるクラス、これぞオペラ座だわーっていう感じがして大好きである。全部聞き取れてるわけじゃないけど、難しいことを注意するのではなくプロであっても目線や腕など基本的なことの積み重ねなんだよね。繊細な足さばきやエレガントさ。たまらん。何度も見てしまう。(よって他のが見れてない)
エトワールも何人もいるし、マチューやジェルマンはつい目が行ってしまうね。(いろいろ目立つ(笑))そして腕のポジション何度も注意されてるのに直さないパブロうける。アマンディーヌ復帰していたね。12月には白鳥踊るんだもんなあ。凄い。一番最初だけユーゴもいた。
とっても見応えあったのでさらに贅沢を言ってしまうと、次回はぜひともバーからフル中継でお願いします!!
Novis先生によるクラスではコンセルヴァトワールの公開レッスンを見て、フランスのバレエはこうやって継承されているんだなーというのに感動したのだ。
こうやって才能を開花させていく、その過程を垣間見たような。
バレエは厳しい訓練によってではなく(もちろんそれが必要なこともあるのだろうがそれがメインではなく)、才能と経験豊かなアーティストが、将来のアーティストのつぼみを見つけて大切に育むんだと、そういう風にみえるのよね、フランスのしくみ。もちろん選ばれし者しかその場にいられない厳しさはあるのだが。
レッスンDVDなどが発売されている有名な先生もいるけど、これぞフレンチスタイル、という教えや踊りこそもっと見たいと思う。
それにしてもお国柄、カンパニーのキャラなどいろいろ知ることができるのもワールドバレエデーの楽しいところ。先生はもちろんレッスンの雰囲気、ダンサーたちのレッスン着、ピアニストなどだけでもほんと比較おもしろい。
新国のレッスンでまだみんなマスクしていることに在外の友人はびっくりしていた。ダンサーの皆さんもほんと、気が抜けなくて大変だよね。そういった諸事情も垣間見える。
今年ボリショイは入ってなかったけど、私はあのパワハラっぽいコールド指導とかほんと苦手なのでまあいいや…。ベースになってる理念みたいなのからして本当に違うよね。
そろそろメインのロイヤルの見なくては。大変。