アートなしには生きられない

バレエ、ダンス、クラシック音楽、美術館などシンガポール・東京でのアート体験を中心に。

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン『ロミオとジュリエット』

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン「ロミオとジュリエット

 

ロイヤルバレエ団のロミジュリと言えばマクミラン

パリオペのヌレエフ版とはまた違ったロミジュリ、映画館で。

 

サラ・ラム(ジュリエット)
ティーヴン・マックレー(ロミオ)
ギャリー・エイヴィス(ティボルト)
アレクサンダー・キャンベル(マキューシオ)
平野 亮一(パリス)

 

なんと無邪気でお転婆なジュリエット!かわいい(笑)
自分が結婚するなんてまだ考えたこともない本当に子供な少女を演じるサラ・ラム。すごい。あのキラキラ感、どうやったら出せるんだろう。

 

そして無邪気なジュリエットに拒否られまくるパリスの平野さん、ちょっと不憫…。
最初はね、ジュリエットも事情がよくわからずおずおずって感じだったけど、ロミオと出会った後はもう、全身全霊で拒否ってたよね!

 

マックレー先輩のロミオ、生き生きしてて、弾むよう。彼の場合、主役として舞台を引っ張って行ってやるぜ!みたいなのがあるよね(笑)

男子仲間3人の仲良しな雰囲気とか、ヌレエフ版と比べて血気盛んなロミオのキャラとか、そして最後に向けての場面とかも、結構違うものだなあと思いながら鑑賞。

シェイクスピアの国のバレエ団ですから、さすがというのかな、舞台の隅々まで物語が生きていて、見ごたえがあった。

 

でもやっぱりパリオペのヌレエフ版が見たくなっちゃったよ!

(来年3月4月にやるよ…パリで…)