バレエファンとしての義務感か、怖いもの見たさか。
主演にロイヤル・バレエ団のプリンシパル、フランチェスカ・ヘイワード。同団スティーヴン・マックレーも出演。
観に行ったことを本編始まって2分で後悔したんだけど(爆)、徐々に見慣れたかな、多少は。でも、ネコなのかヒトなのか、どっちかにしてくれる!??っていう気持ちは最後まで払しょくできず。毛並みやしっぽをCGで追加しているがゆえに、ダンスの魅力は半減しちゃってる気がした。ダンスって、生身の身体から発せられる”何か”が大事なんだね。。
だからさ、人がネコのフリしてるんです!っていうの全開でいいんだよね、みんな知ってるんだから。
監督は何がしたかったんだろうね…。
CGなのか歌なのかダンスなのか…そこがイマイチわからない。
しかし不覚にも終盤のMemoryで涙。歌声というのは、見た目関係なく届くものなんだな。あと、子猫よりも、あのMemoryの歌に載せられた心情の方に、共感したのかも。そりゃそうか、私もいい大人だもんな。(笑)
フランチェスカは可愛い。もっと踊って欲しいし、彼女の踊りが映える撮り方というのがあるだろうに、とも思う。マックレーのタップも見どころ。
そしてあの見た目なのにジュディ・デンチとイアン・マッケランがいる!凄い。どうして馴染めるの。
結局、自分が一体何を観たのか、よくわからない。
あと、公式HP、手抜き過ぎ。